医療機関向け業務支援システム開発
前職はどんなことをしていましたか?
前職はSIerでシステムエンジニアをしていました。お客様先に常駐し、プロジェクトの一部工程の開発を担当していました。
常駐という働き方では、勤務地や担当業務が急に変わったり、使用する言語やフレームワークを自分で選べないといった制約がありました。
また、一部工程の開発にしか関われないため、システム全体を自分の手で作り上げたという実感も薄かったんです。
そうした経験から、「自分の席」でじっくりと腰を据え、最初から最後まで自社開発に取り組みたいという思いが強くなっていきました。
どうしてTISを選びましたか?どんな会社だと思いますか?
自社開発の会社を探していたところ、知人にTISを紹介してもらい、興味を持ちました。TISは「自社開発」だからこそ、文字通りすべてを自分たちで作り上げていけます。
例えるなら、ドラマ『下町ロケット』に出てくるような工場に近いかもしれません(私はドラマを見たことはないのですが、たぶんそんなイメージです)。開発に没頭する週もあれば、ひたすら電話対応をしたり、資料作成に追われたり、社内のヘルプデスク業務を担当したりと、本当に様々な経験ができます。開発が軸ではありますが、エンジニアとして多様なスキルを身につけ、幅広い業務に携われるのがTISの魅力だと感じています。
ただ、デザインも自分でやらないといけないので、デザインセンスがない私にとっては、そこが少し苦労する点ですね(笑)。
今、どんな仕事をしていますか?どんなことが楽しいですか?
現在は、徳洲会グループ向けのチャットアプリケーションの開発と保守を担当しています。使用している技術はFlutterとReactです。バックエンドはC#で、データベースにはSQL Serverを使っています。
また、開発したスマートフォンアプリは、実際にマーケットに審査申請して公開しています。
審査員から「あまりユニークさがないアプリなので公開できません」といった理由でリジェクトされ、なかなか公開できない日もありましたが、そうした経験もアプリを作る上で良い糧になっています。
何よりも楽しいのは、自分が作ったアプリを実際に使っている人を見ることです。
先日、電車に乗っている際に、たまたま私が開発したスマホアプリを操作している方がいて、思わずしばらくの間、その方の画面を覗き込んでしまいました(笑)。ユーザーの皆さんが活用してくださっているのを見ると、大きなやりがいを感じますね。
働く上で必要なスキルはありますか?
TISで働く上で大切なのは、大きく二つあると思います。
一つは、やはりIT関係への強い興味があること。新しい技術を学び続けたり、課題解決に取り組んだりする意欲は欠かせません。もう一つは、健康であることです。集中して仕事に取り組むためにも、体調管理は非常に重要だと感じています。